0094 レーザースキャナ搭載のドローン飛行デモを行いました!
3Dレーザースキャナを搭載したドローンの飛行デモを行いました。
ドローンはかなり普及しており、メディアでもよく見かけますが、3Dレーザースキャナという言葉に馴染みがない方は多いと思います。
一言で言うとレーザーを照射することで点群データを取得し、三次元的(立体的)に目標物を計測することができる機器です。
上の写真は弊社が所有している地上型レーザースキャナで取得した社屋のデータです。
かなり細かい部分までデータ化できるので、工事現場の図面化や施工管理、また森林分野や観光分野、文化遺産の補修などジャンル問わず幅広く活用されています。
今回は3Dレーザースキャナを搭載したドローンのデモを行いました。
今までは地上でレーザースキャナを回していたのに対し、ドローンで空中からレーザーを照射することにより、広範囲を短時間で計測できるようになります。
こちらが今回のデモで使用したレーザースキャナ搭載のドローンです。
ドローン自体とても大きく、直径約1.6m、総重量は約10kg以上にもなるそうです。
下側にあるカメラのような形をした黒い機器がレーザースキャナです。
この筒状の部分からレーザーが照射され、何億もの点群を取得できます。
注目度が高い機器なので課一同興味津々です。
実際に飛行している様子がこちらです。
70mほど上空を飛行していましたが、羽音が大きく、社内にいた社員も聞こえていたそうです。
今回のデモでは社屋周辺の約2haの面積を1時間弱ほどで、2.5m/秒、5m/秒と速度を変えて3回飛行しました。
取得した点群は後日いただけるということなので、どんなデータが見られるのかとても楽しみです。
測量・地理空間情報課ではこういった新しい技術を積極的に取り入れています。