0056 第二回室戸ジオパークトライアスロン(前半戦)

2016.06.02

カテゴリー: 活動報告

5月14日、荒波にもまれ暴風にたたかれた大地がふたたびお相手する室戸ジオパークトライアスロン第二回大会が開催されました。

 

今年も室戸の皆さんと一緒に企画運営に参加させていただいた弊社・相愛、いつものように密着レポート、させていただきますよ~。

第二回大会公式ポスター。ごっついジオがふたたびお相手します。

 

昨年と打って変わって、今年は晴れの予測。

実行委員会のメンバーは早朝6時に集合して準備を進めました。

弊社・相愛スタッフはド派手な宣伝カーで集合。

実は前日スタッフがぶつけて、リアガラスが粉々になったあげくの応急処置!

新選組の討ち入りのようなノボリがたなびくスイム会場。

ふと見上げれば心臓破りのバイクコース・室戸スカイラインが不敵に我々を見守ります。

受付開始とともに、集結する気合の入ったアスリートの皆さん。

お馴染みボディーマーキング。今年はシールを導入。ちょっとくすぐったい。

シール貼り貼り隊の皆さん。「くすぐったくても貼らせていただきます!」

お互いに付けっこして盛り上がる県内大会常連のお2人。

 

第一回大会で見かけたお顔に出会いました。昨年最高齢完走者の前田博幸さん。

今年は69歳! のチャレンジ。

「今年も徳島のトライアスロンクラブのメンバー6名で参加しました。

天気もいいし、いいタイムを目指しますよ。四国4県の大会を制覇して、オーストラリアのアイアンマン行きますよ~」。

両手両足、くすぐったい状態で笑ってしまう広島の西村さん。

「第一回大会は17位でした。今年はもうちょっと上を狙いたいです。年代別表彰作ってもらいたいってリクエストしたら、今年から採用されました。40代で狙います!」

松山からご参加の菊池さん。

「去年、鬼の形相で走っている写真を載っけてくれてありがとうございます。

練習で1000mを上り下りしているので、坂は得意です。去年もバイクで20人くらい抜いたんですがランで失速してしまって…、今年は2時間50分は切りたいですね」。

 

後で去年の写真を振り返ってみると、たしかに鬼!

レース前はとっても温厚な方でびっくりしました。

Teamれいほく~本山魂~のスイム担当・池澤さん

「水泳はやってたんですが、トライアスロンは初めて、今日は役割を果たすのみ。頑張りま~す!」

トライアスロン専門誌「Triathlon LUMINA」からご参加の謝さんとカメラマンさん。

「各地のレースをレポートして15~6年目になります。今日は安全に室戸の大自然を楽しみたいですね。タイム、順位は気にしません。っていうかいつも真剣に走ってるんですが、遅いんです!」

「変態さんだよ」Tシャツで怪しい岡山の井上さん、とそれを撮影する彼女。

「倉敷の大会では年代別で1位になりました、今回あんまり練習できてないんですけど年代別でいいところ狙いたいです」。

会場の隅で、手馴れた様子でテントを張っているグループがいました。なんでしょう。

「大阪から来たChoose to Fight!です。去年リレーで4位でした。もう一個上げて表彰台を狙います。バイクは新人ですが、アップダウンが好物なので、行けると思います!」

お子さん3人連れで、賑やかにいらっしゃった愛媛の青野さん。

「去年出た友達から、坂がすごいよ、と聞いています。スイムで目立っていいタイムを出したいですね。あとは、頑張って完走するだけです! 大会を支える室戸の

皆さんへの感謝の気持ちを込めて全力で挑みたいと思います!!」

 

長男くんにもお話を聞いたところ、青野家はいつも家族で観戦に来ているとのこと。

「お父さん、いつもちゃんとゴールするからカッコイイ!」って言ってましたよ。

青野さん頑張って!

選手駐車場の一角になにやら人だかりが…。

これまた県内大会常連の開さんが、自転車を見てもらっています。

こちらはメカニックサービスのコーナー。今年も高知市のcycling shop ヤマネさんが担当してくださっています。

「開さんの自転車、あの状態で走ってたら事故してましたよ。持ってきてもらって良かった。cycling shop ヤマネは、自転車を売るだけでなく自転車に乗ることを教えるショップでありたいと思っています。

スイミングスクールはあるけど、サイクリングスクールはないでしょ?

開さんのように不調に気づける人はいいけど、自転車は誰でも乗れるから結構得手勝手に乗ってる人が多いんです。正しい乗り方をこれからも伝えていきたいです」。

 

山根さん御夫妻今年もよろしくお願いします!

おっと、今年もいかつい車といかつい男たちがやってまいりました。

今年も通信連絡や負傷者の救護を担当していただく陸上自衛隊高知駐屯地の皆様。

「今年も去年と同じ16名で参加させていただきます。白熱のレースを安全に見守りたいと思います」。よろしくお願いします!

スイム会場ではライフセーバーさんの人名救助シミュレーションがスタート。

海を見つめる人たち。総力を上げて選手のケアを行います。

さてお昼も近づき、そろそろ会場の準備も整ってまいりました。

バイクトランジットもスタンバイオッケイ。

計測担当のネオシステム棚田さんもスタンバイオッケイ。

スタッフ用お弁当も配布完了! いいボリュームです。

昨年同様スルメも高速回転開始!

いよいよ第二回室戸ジオパークトライアスロン、開会の時間が近づいてまいりました。

スイム地点にスタンバっている中継車、そちらの様子はどうですか~。

 

はい、こちらスイム地点です。

ただいま選手の皆さんは、海に浸かって体を慣らしたら、陸上で柔軟を繰り返したり、ブラブラしたりしています。

今日は晴れてよかったですね。透明度も期待できますよ。

海に入ったり、ブラブラしたりする皆さん。

出場する奥様を暖かく見守る愛媛の野村さん親子(左)。

野村さんのご活躍は、ゴール地点にてまたご紹介します(伏線です伏線)。

 

さていよいよ第二回室戸ジオパークトライアスロン開会セレモニーのスタートです。

実況は陶山さんと浜口さん。今年も名調子期待しています。

スイムゾーンに選手の皆さんが集まってきました。緊張の面持ちです。

そうでもない方もいらっしゃいます。神奈川からおこしの千田さん

「粉骨砕身で挑みます!」

小松室戸市長のご挨拶。今年は眩いばかりの晴天です。

スタートのファンファーレを奏でてくれる地元・室戸中学吹奏楽部の皆さんもスタンバイオッケイ。

 

そして、今年の選手代表挨拶は…。なんと、相愛企画のイベント大好き池田浩二さん。

中土佐タッチエコトライアスロン、足摺・四万十無限大チャレンジライド、そして本大会などなど、いつも盛り上げていただいています。

「あとは気合だー! 激坂と爆風に立ち向かっていくぞー!」

「おー!」池田さんのテンションが高すぎて、会場大爆笑!

 

池田さん曰く「家族にはいい迷惑でしたが、おー!のコール&レスポンスを、何十回も練習してこの日に望みました」。

そのかいあって、オープニングセレモニーは大盛り上がり!

池田さん、ご家族の皆様、大変ありがとうございました!

 

さていよいよ第二回室戸ジオパークトライアスロンのスタートです。

フローティングスタイルのため、第一組目の選手の皆さんスタートラインに立ち、いやスタートラインで立ち泳ぎです。

スタートラインで立ち泳ぎ。

毎年この瞬間頭の中に「君の~ゆく~道は~」が流れ始めるのは私だけでしょうか?

第一組スタート!

お兄さん1人ではキツかったのか3人がかりでテープを上げて、第二組スタート!

対岸の堤防ではご友人ご家族が声援を送ります。

今年はドローンも景気よく飛んでます!

選手を暖かく見守る地元室戸の皆様。舟券は買ってません。

今年もこの3角のコースを2周回します。

毎度おなじみ「なぶら」状態。

スタートから約30分弱、トップの選手が陸に近づいてきました。

2番手スタートの緑の帽子です。

しかも女性だ~。チームToshi道場アイアンマンの峰瀬宥佳選手、若干17歳!

インカレ3位の実力だそうで、観客一同度肝を抜かれまくり。

二番手に付けしは、愛媛の開選手! ヤマネさんに調整してもらった

愛車に向かって疾走中!

続いて上がってきたのが大阪の岡選手! 軽い足取りでバイクに向かいます。

続々と選手の皆さんが上がってきました。

RTUの山中選手。お勤めご苦労様!

バイクトランジットに向かう選手。今年から足元の保護のため人工芝が設置されました。

広島の堀口選手、今、激坂に向けてバイクスタート!

Teamれいほくの藤村さん、徳島の児島さん、いざ!

広島の石田さん、右前方に見える激坂スカイラインを睨みつつ、お山を目指します。

 

さあ、いよいよ室戸名物激坂バイクです。

室戸スカイライン中継地点、そちらのようすはいかがですか~。

はいこちら、室戸スカイライン中継地点です。さきほどから、続々と選手の皆さん

般若の形相で、坂に取り付いております。おっと138番広島の島津選手、きつそうですね~。

はい、今年もこんな感じ。ちなみに中継者も走って登っています。汗だくです。

高知の佐野さんファイトッ! 水平線とガードレールの角度をご比較ください。

「バイクでへこたれないようリベンジします!」愛媛の最上さん、ファイトッー!!

猛者どもが続々と登ってまいりました。

第一ヘアピンにさしかかった東京の松井さん。ナイスガッツ!

ヘアピンをターンする高知の川村さん60歳! クール!

岡山の岡崎さん、ファイトッ!

「今年も室戸の大地に挑みます!」広島の堀川さん、ナイスファイッ!

高知の辻美さん、しんどそうだ~。

「リベンジするぞ~!!」徳島の高原さん、ゴー!

完走を目指して果敢に再チャレンジ、女性最年長・徳島の宮本さん!

頑張れーー!!

「地元の皆さんに感謝の気持ちを忘れず頑張りたいと思います。PS吉井へ、赤ちゃんのご誕生、おめでとう」

苦しい中でも他者への友人への感謝の気持ちを忘れない、心優しきファイター岡山の小野さん、行っけー!!

ヘアピンをターンすると、そこにはまた激坂…。

徳島の岸浜さん、後ろ姿で失礼! 頑張ってー!

今大会最高齢御年74歳! 岡山の宗田さん

「80歳まで健康寿命延命のためトライアスロンを続けたいと想っています」!

現地点での最終走者が登ってきました。埼玉の江島さん、ナイスガッツ!

さてさて、スカイラインのお山の上はどんな塩梅でしょうか、お山の上中継ポイント、レポートお願いします!

はい、こちらお山の中継ポイント。昨年と打って変わって晴天です。

ただいまトップで岡選手が低姿勢で突っ込んでまいりました。

選手の皆さん出過ぎるスピードの調整がレースのポイントとなるでしょうね~。

レジェンド50’s・矢野賢児選手52歳も突っ込んでまいりました。

2番手集団、続々とやってきました。

昨年は鬼の形相だった菊池さん、今年も筋肉が鬼っぽい?

「昨年は体調不良で不完全燃焼でした、再チャレンジです!」

広島の山本さん、ハッスル中!

大阪の小西さん31歳と高知の竹崎さん69歳、デッドヒート!

神奈川の千田さんはまたもやピース!

アップダウンに苦しみつつも続々と選手の皆さんが上がってきました。

往く人あれば、帰る人あり。室戸の大地がお相手しています!

愛媛の野村さん、プリティーピース!

「スカイラインに負けないぞぉ!!」大阪の山本さんもプリディーグーッ!

「挑戦!」愛知県西川さん、キマってます!

登っては下り、下っては登りの責め苦!

昨年最年長完走者・徳島の前田さん、ちょっとキツそうか!

今年はこの晴天、暑さが敵になります。

キャニオン炸裂の有馬さんも、暑さで辛そうだー。

ちーむ さっかん、ちょっとレゲエな感じの岡部さんが突っ込んできた!

坂道を快調に飛ばす兵庫の波床選手。

「いいタイム出して次への弾みとしたい!」兵庫の住所さんもいい感じ!

LUMINAの謝さん、ちょっときキツそうだ~。

「大自然を満喫します」徳島の中村さんも、だいぶ辛そうだ~。

晴天の激坂バイクコース、今年も苦闘が続きます!以上、お山の中継ポイントでした。

引き続き、菜生(なばえ)中継ポイントお願いします!

 

昨年ゴールされた選手が次々に語ったのが、「バイクで山を降りてきたところで、地域の皆さんに大声援を受けました。大きな元気をもらいました」とのコメント。

なんせ、お山の上は交通規制もあって、地元民ほぼ無人地帯となっていますので、その励ましや大きかったことと思います。

今年は、このポイント菜生地区にも潜入に成功しました。さっそく中継スタート!

 

といきたいところですが、今回も長くなってしまいページの容量を超えてしまいました。

この続きはまた次回、今しばらくお待ちください~。