0057 第二回室戸ジオパークトライアスロン(後半戦)
荒波にもまれ暴風にたたかれた大地がふたたびお相手している第二回室戸ジオパークトライアスロン。
前半戦にひきつづき、バイクコースの終盤戦からお届けします。
アップダウンの激坂を終えた選手の皆さんのようすはいかがでしょうか?
菜生(なばえ)中継ポイント、レポートお願いしします!
はい菜生中継ポイント、トップ選手の到着あたりから振り返ってレポートしていきたいと思います。
え~、2時10分現在、自衛隊の皆さん、消防の方、警察の方&地元住民で、選手の到着を今か今かと待ちわびています。
おっとやってまいりました。3番、長崎さんです。
昨年ちっちゃなお子さんを抱えてゴールした広島のナイスガイがバイク1番乗りで山を降りてまいりました。高順位が期待できます。
数人おいて高知の西川さんも山からすっ飛んでまいりました。
こちらはチームtoshi道場アイアンマンの幸野選手51歳!
スイム17歳で次51歳! ぶっちぎりスイムの貯金を活かして好位置をキープ!
会場でテントを張ってたチームchoose to Fight! 澤木さん、得意と言っていたアップダウンの激坂を制し、ものすごい速さで突っ込んできました!
大ハッスルする室戸のガキんちょにタッチして進む大阪の森田さん。
事前コメントは「なんとかなるっしょ!」。
室戸の奥様方ともタッチ! 室戸民のハートを鷲掴みです。
千葉の安岡さん、室戸マダムの声援を受けてスマ~イル。
室戸のちびっ子たちの可愛い声援を受けて息を吹き返す選手代表・池田さん。
いい感じです。
愛媛の長者さんもアローハーみたいなポーズで、声援に応えます。
「気合で頑張ります」高知の右城さん、同じく高知の竹村さん踏ん張りどころです。
手書きの垂れ幕で声援を送る室戸っ子、ありがとう~。
高知の井上さん、いい漕ぎっぷりだ~。
広島の林さん、着実に前を狙います。
向かうはメイン会場トロム! 前へ前へ!
室戸民ほぼ無人の40kmの山越えバイクを制覇したみなさん、今年も菜生住民の暖かな応援にいやされたことと思います。
さあてさてランの方はどうなってますでしょうか!?
中継お願いします!
はい室戸岬中継ポイントです。
今、目の前をかえるちゃんの着ぐるみが通り過ぎて行きました。
観光客の方でしょうか…。いや違いますね、ガチャピンです!
ってゆうか大阪府「なんとかなるっしょ!」森田さん。
またもや室戸民のハートを鷲掴みにかかっています!
奇岩ビシャゴ岩の前を通過する高知の岡崎さん。「初挑戦ですが頑張ります!」
野菜コンテナを持ち出して「どっこししょ」と腰掛け、選手にエールを送る地元のばっちゃん。と、アイコンタクトで応えるRTU-Qの岡本選手。
はちきん同士通じ合うものがあるのか!?
軽快な走りで室戸を攻める東京都・藤江選手。
後ろのバイクとマッチしてマッドマックス感ただよう広島・石田選手、激走中!
続々と選手の皆さんが通過していきます。
Teamれいほく川村選手、続いて高知の井上選手、ちょっと楽しげなのはばっちゃんの声援のおかげだと思われます。
室戸岬の石碑の前をお二人、折り返して通過中。
大阪の林さん、同じく石碑の前をのどか~に通過中。
高知の南部さん、中岡慎太郎前を通過。
人気化する慎太郎前給水ポイント。威勢のいいおばちゃんの掛け声に選手の皆さん吸い寄せられていきます。
受け渡しの間合いも手馴れたもの。
選手との阿吽の呼吸でお見事!
ダブルの受け渡しもお手のもの。
おばちゃん前をすんごい辛そうな表情で突き進む大阪の赤塚さん。ファイトです!
さあ、ランもあと一息。会場のトロム目指してファイトです!!
それではそれでは、選手の皆さんもう続々とゴールしている頃だと思います。
フィニッシュ地点どうなってますか~!!
はい、こちらフィニッシュ地点中継車、ちょっと振り返ってトップの選手のフィニッシュシーンを見てみましょう。
すみません。トップの岡選手、早すぎてフィニッシュシーンが撮れていませんでした。
爽やかな笑顔のインタビューショットをお楽しみください。
室戸第二回大会No.1フィニッシャーです!
Toshi道場アイアンマン、見事チーム優勝!
Choose to Fight!も揃ってフィニッシュ!
「過酷なコースに全力で挑みたいと思います!」愛媛の織田さん見事にグリコゴール!
「軽量を活かしてバイクで飛ばしたい」愛媛の菊池さん、満面の笑顔でフィニッシュ!
途中辛そうだった徳島の中村さんはお子さんと手をつないでフィニッシュ!
いつも笑顔のRTU-Qも仲良くゴールイン!
家族フルメンバーで応援した愛媛の青野さん、見事にビッグダディゴール!!
徳島の北市さん苦手なバイクを克服して見事ゴール!
大阪の増田さん、先にゴールした選手代表・池田さんに祝福されおおはしゃぎゴール!
大阪の山本さんピシッと決まってフィニッシュ!
62歳工藤さん頑張りました。晴れやかにフィニッシュ!
慎太郎給水ポイントではキツそうだった赤塚さん、お友達と一緒にやりぬいたぜゴール! お友達が嬉しそうだ~。
69歳! 竹﨑さん力を振り絞って今ゴール!
「思いっきり楽しみたいと思います!」広島の上竹さん、全身で飛び込んで今ゴール!
愛媛の野村さん、お嬢ちゃんと手をつない見事フィニッシュ!
泣き崩れる奥さんを旦那さんが支えます。いいな、夫婦愛!
高知の光内さん、楽しそうなお仲間と一緒にエンジョイゴール!
高知の佐野さんもお子さんたちと一緒にナイスダディゴール!
「初トライアスロン全力完走が目標です」高知の秋田さんやりきりました!
兵庫からいらした宮田さん「やはりこのコースはきつかったです」。
徳島の前田さん(左)とお友達の皆様「今年は今年できつかったけど、寒くなかったから去年よりはいいタイムが出せましたよ」
東京都の佐伯さん「アイアンマンレースかと思うくらいきつかった」
LUMINAの取材できた謝さんとカメラマンさん。無事完走のようです。
LUMINA謝さん「バイクコースが厳しいのは分かっていたので、バイクのタイムは僕にしては上出来ですが、ランが思ったより遅くなりました。制限時間が迫ってきてやばいと思ったけど無事完走できてよかった。楽しい大会でした!」
高知の光内さん「スイムで両足つって撃沈です」
広島の島津さん「去年は寒くて、今年は暑くて…同じタイムでした」
Teamれいほくスイムのスイマー池澤さん
「暑くてばててしまいました。距離も長く感じました。でも楽しかったです。水もきれいで泳ぎやすかった!」
RTU-Qのバイク・岡林さん
「山の上では応援が少ないだろうな~、と思っていたらボランティアスタッフの方が一生懸命応援してくれて嬉しかったです!」
チーム日亜化学INFINITYの皆さん
「バイクは予想通り、日本一のキツさです。折り返しのあと上りが続くでしょう、あれがきつかったです。タイムオーバーしたので次はリベンジを狙います!」
徳島からいらしたトライアスロンチームの皆さん
「きつかったけど、景色が良くて、今日は風が気持ちよかったです。走りごたえのあるコースなので、ぜひ続けてくださいね」
ゴールで家族で抱き合った愛媛の野村さんファミリー。
真由美さん「トライアスロンは3回目、日本一きついと評判だったのでとにかくこの大会に完走できれば自信になるかなと思って、出場を決めました。
でも少し前に足をケガして昨日不安で不安で眠れなかったんです。家族の支え、応援があって完走できました」。
旦那さん「よく頑張った妻をほめたたえてあげたいです。いつも仕事があったりして家族で最初から最後まで応援できたのはこの大会が初めてなんです。
だからこの完走は僕たちにとってとっても大きな意味があります。今日は、娘と二人で100%の応援ができました」。
娘さん「おかあさん、すごかった!」
取材者ももらい泣きしそうないい話、ありがとうございました!
さてレースも無事終了し、表彰式が始まりました。
総評を行う審判団・今西委員長
「去年と違って今年は晴天でした。でしたが完走率は変わらず70%台でした。特にバイクコースの折り返しで、心が折れた方が多かったのではないかと思います。
これが室戸のコースです。このキツさに挑む気概のある選手を増やし、300人、400人の大会に育てていきたいと思います。本日は皆さん本当にお疲れ様でした」。
引き続き成績発表
男性の部、右から優勝岡公記さん、2位西川浩司さん、3位長崎隼太さん、
4位開健太さん5位鈴鹿将樹さん、6位芥川悟さん
女性の部、右から優勝中村あゆ子さん、2位山本あゆみさん、3位林香さん、
4位赤塚知恵さんはご欠席、5位野村真由美さん。
チームの部、右から優勝Toshi道場アイアンマン、2位RTU、
3位レジェンド50’sの皆さん
年代別優勝の皆さん。30代井上健一さん、40代宮田敬一さん、50代堀口和樹さん、
60代近藤治男さん
みなさんおめでとうございました!
各種セレモニーが終わりみなさん、帰途に付かれ始めました。
トライアスロンの長い一日が終わります。
朝の宣言通りホントに年代別優勝した岡山の井上さん。
またしても、変態さんだあTシャツで登場!
「年代別優勝できて良かったです。明日は2人で愛媛のファンライドに出て、ゆっくり四国を楽しんで帰ります」。
朝、会場脇でテントを張っていたChoose to Fight! とお仲間の面々。
「またしても4位でした~。残念。スイムは波が少なくロープがあるので泳ぎやすかったですね。透明度も高いです。
バイクは、ヒルクライムが得意なので相性が良かったです。きついですけど、あれくらいがちょうどいいかな。
ランは前に肋骨を折っていて、練習不足でした。スイム、バイクと先頭争いをしていたんですが、2人の作った貯金を食いつぶしてしまって…。でもおかげでトップアスリートの人達と一緒に走れて楽しかったです!」
第二回室戸ジオパークトライアスロン実行委員長・剱物泰正
「お疲れ様でした~。ケガ人や熱中症になる方がなくて、本当に良かったです。
とにかく無事に終われて何よりでした。ボランティアの皆さんに本当に感謝しています。選手の方は、室戸のこのコースはやっぱり大変だったと思います。自分もバイクを買って登ってみたりしているんですが、これはキツイですよね。でも、このコースを楽しんでくれている方がたくさんいらっしゃるので、二回目も自信持って開催して良かったです。
みなさん、本当にありがとうございました!」
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いかがでしたでしょうか。第二回室戸ジオパークトライアスロン大会。
雨の昨年とは打って変わり晴天に恵まれ、事故もなく、皆さん室戸の雄大な自然を楽しんでいただけたのではないかと思います。
大会実行委員会としましても、少しずつノウハウを積んでさらなるいい大会になるよう、努力していきたいと思っています。
荒波にもまれ、暴風にたたかれたこの大地でまた会いましょう!
今回のレポートは、撮影をオールスポーツコミュニティーの増田さん、宮本さんにもご協力いただきました。ありがとうございました。