0188 第6回チャレンジサークル!〜そば打ち体験・はた織り体験〜

2023.06.26

カテゴリー: 活動報告

今回は、蕎麦打ち・はた織りにチャレンジして来ました。

まずは、蕎麦打ち体験!日高村にある「あきちゃんから揚げ」の門田さんに教えていただきました。

蕎麦粉(250g)をふるいにかけます。※蕎麦粉は(株)柿沼製粉さん

軟水(125g)を2回に分けて水と粉を混ぜ合わせます。

混ぜ合わせる前に指先に蕎麦粉をつけて、水が全体になじむように念入りに行います。

2回目の水をいれると蕎麦の玉がだんだん一つの固まりになります。ここから空気を抜くようにしっかりこね上げます。※ポイントは菊練り!チョップ!チョップ!

そば玉が耳たぶのような柔らかさになると次は、円錐状に整え絹打ち粉をふったのし台に置き、手のひらで円盤状に押し広げて行きます。

続いて、絹打ち粉を追加し、のし棒で広げていきます。この時ののし棒を持つ手は猫手の形です。

大きくなったら、のし棒に生地を巻き取りコロコロとさらに伸ばします。

四角になるように途中巻き替えて伸ばします。どうしても生地の厚みにムラが出来ちゃいます。

最後は門田さんに整えていただき、その生地を触ってみると滑らかな全く違ったものになっていました。

絹打ち粉をしっかりふり、生地をたたみ次は切る作業になります。

包丁をコマ板の側面に垂直に当て、上からストンと切り包丁を傾けてコマ板をずらすのですが、これがなかなか難しい。イメージは、切る!押す!上げる!

※ポイントは、切った時にまな板からトン!と音が出ると良い。

麺の太さに大小ありますが、とても蕎麦のよい香りがし、十割蕎麦はよく麺が切れると言いますが、こちらは切れることなくツルツルと大変美味しくいだたきました。

 

門田さんに、蕎麦打ちの一からの作業を丁寧に全員に教えていただいた上に、他にも数々のおもてなしを有難うございました。

お腹も満腹になったところで次は、はた織りへチャレンジです。

 

染織工房はた舎さん土佐和紙工芸村QRAUDへ移動です。

工房は、築約120年の民家を移築したとても趣のある建物です。

工房内にあるはた織り機で作品を作ってみました。

山本先生に、織り方の説明をしていただきました。

まずは、好みの糸がセットされているはた織り機を選びます。

次に、横糸を決めます。

色とりどりの横糸にどんな色にしようか迷います。

横糸用のシャトルに選んだ糸を、山本先生かスタッフの方にセットしていただき、いよいよはた織りスタートです。

はた織り機の足踏みで、縦糸を上下に分けた隙間に横糸を入れたシャトルを通し、反対側にシャトルを移動させます。通した横糸を筬で手前に軽くトントン打寄せて整え、この作業を交互に織り進め布にして行きます。

最初は、あちらこちらから「ゴトン」とシャトルの落ちる音や、「あれ?糸が絡まった」「変になった」と先生を呼ぶ声がしていましたが、次第に静かになりました。

真剣に織っています。

次の横糸の色はこれにしようと選びながら、60㎝の作品が次々と完成して行きました。

完成した人は、販売している雑貨を見たり、窓の風景を眺めながらご用意して下さったお茶やお菓子をいただきまったりと…。

先生に作品の糸始末やアイロンをかけていただき、完成されたオンリーワンの作品がこちらです。

渋い色合いのものや、爽やかなもの、可愛らしいものと、どれもとても素敵ですね。

作品を手にしてポーズ!皆さん満足顔!

山本先生とスタッフの方、とても優しく丁寧にはた織りを教えていただき、また素敵なお心配りもいただき有難うございました。

 

今回の活動場所やお値段など詳しくはこちらをクリック

そば打ち 「あきちゃんから揚げ」:https://niyodoblue.jp/experience/detail.php?id=55

※体験金額¥3,000  要予約

 

はた織り:染織工房はた舎:https://niyodoblue.jp/experience/detail.php?id=11

 

今回のチャレンジサークルも、美味しく、楽しく、賑やかに、無事に活動することが出来ました。

有難うございました。