0066 第5回四万十・足摺無限大チャレンジライド後編

2017.04.20

カテゴリー: 活動報告

相愛お仕事紹介ブログ第67弾は、前回に引き続き早春の定番イベントとなりつつある、第5回四万十・足摺無限大チャレンジライドの2日目の模様を振り返ってまいります。

スタッフ集合は朝6時。今日は昨日の2倍の方がエントリーしているので朝からてんやわんやです!

2日目のインタビュー1番バッターは広島の岡野さん。ちょっと寒そう。

「無限大コースにエントリーしています。昨日の四万十ロングはコースが良かったです。沈下橋の雰囲気がやはり最高でした。

僕的にはそんなにきつい坂もなく走りやすかったです。

バイク歴は4年目くらいですが、高校のとき、片道20kmの通学路を自転車で走って鍛えました。とりあえず完走目指します!」

徳島は美馬市からいらした松家さんと道上さん。

「いつもは年の割にはとばしますよ。今日はエンジョイするのが目的。

去年は雨が降って景色を見る余裕がなかったので、今年は景色を見てゆっくり走りたいです。途中で写真も撮りながらね」。

愛知県からいらした太田さん。ユニフォームのいたるところに「葱」「NEGI」!

「えっなんで葱か? よくぞ聞いてくれました。イベントで知り合った方が葱の加工会社の社長さんで、そのユニフォームが気に入ってクラブに入りました。

『ネギっ子倶楽部』。メンバーは100名以上いますよ。昨日は晴天で景色も良く、信号もなくて車も少なくて走りやすかったです。

今日もトップ集団で完走を目指します!」。

本日のエントリーは約380名。さすがに混み合ってきました。

須崎市からいらした江西さん親子。

伸浩さん:自転車歴1年4ヶ月

「娘から健康のためにやりや、って言われてひーひー言いながら続けています。

昔からスポーツはいろいろやっていたので体は丈夫です。まあ年が年なので膝、腰が心配ですね。今日は景色とエイドの食べ物に期待しています」。

 

優実さん:自転車歴2年

「完走を目指して父と楽しく走りたいです。足が疲れてこないかなとちょっと心配ですが、頑張って坂を乗り越えたいです」。

 

江西さん親子、親子でのイベント出場は2回目だとか、お友達と同好会を作って、今日も仲間と一緒にご参加だそうです。

ほんわかした雰囲気が親子そっくりでいい味だしてますね。

注目させていただきたいと思います!

ポスターのモデルになった大月町地域おこし協力隊員の永井みさえさん発見。

写真撮られまくり。

セレモニーでご挨拶するみさえさん。

「今日は私も走ります。一緒に頑張りましょう!」

380人でエイエイオー! 気合乗り十分!!

さあいよいよ2日目、足摺ミドル&ショートコースいよいよ始まります。

いざスタート!

1分置きに、じゃんじゃんスタート!

別アングルから、影が面白いですね。

いってらっしゃい気をつけて!

 

2日目の本日も、スタート地点に長居してしまいました。

コースに先回りしましょう。

宿毛市の堤防。先頭、高知市の辻さんからずら~っと一直線。

続いて香川県の六車さんを先頭に5人旅。

序盤、のどかないいライドです。さてその先が…。

三原村への山登り!

登りでこの笑顔!

ガシガシ登ります!

登った村を疾走中!

本日も快晴なり! ぶっとばすぜ~!

バックに並ぶは「火の用心」の旗! この道、集中警戒中!?

三原の集落もガンガン通過中!

第一村人に遭遇!

「なんか、朝からいっぱい走りゆうぜ、どいたころやろ~。ああ~自転車の大会かえ。そらあ体にえいねえ。

ワシらも山仕事で鍛えたけん体は強いぜえ。間伐行ってよ、大きな木を運んだりして、昔はみんなえらかった。

もうちょっと若かったら、ワシも出てみたいけんど。まあ、気いつけてやりよ」。

ばあちゃんの熱い声援を受け走ります。

登ってしまえば快適な三原村ルート。本日最初のエイドステーション・みはらのじまんや到ちゃ~く!

特産品のミニトマトとこれまた三原村の代名詞・どぶろくを使ったロールケーキがお出迎え。

アルコール分は飛んでいるそうです。

旨みが引き出されているのはどぶろくのおかげ!?

三原村の人たちは自分の家で作ったどぶろくを愛情を込めて「どぶ」と呼びます。

米どころとして名高い三原村の田園風景を快走する大阪の中野さん(たぶん)!?

さあ、三原村、登ったら後は下るだけ!

ショートコースの先頭の方もヘアピンにさしかかりました。

スピードが乗った状態でこのコーナーはちょっと怖いですね。

このすぐ下もまたヘアピンカーブだったのですが、みなさん上手にスピードを落として、三原の下り坂をクリアしていきました。

 

そんなこんなでたどり着いたのが、本大会で一番“いい感じ”なお休みどころ・成山給水所!

道端に、のどかなお休みどころ出現!

 

なんでもこの成山給水所は、地元有志の方の希望があり、「ぜひ出場者を地元の産品でもてなした」いとのことで開設されたのだそうです。

ほっかむりをした地元のお母ちゃんたちが自慢のしし汁でもてなします。

はいはい、た~んとおあがり。精がつくよ~。

じゃん! 自慢のしし汁。うまかったああ~。

岡山からいらした青江さん。

「このしし汁最高です。足摺ショートに参加しています。もうなんといっても楽しい~。景色がよくて、のどかで、牛もいましたよ~。

声援も多くてうれしいですね。まだ初めて1年目なのですが、イベントに出ると、いろんなバイクや装備が見られるのが楽しいです。

知らない方からも声をかけてもらえて、友達が増えるのもいいですね。今日も完走目指して頑張ります~」。

 

宿毛市長も走ってきました。

宿毛市・中平富宏市長。

「本大会は高知県西南地域の7市町村でタッグを組んで頑張っています。今日は天気もよくて、道ぶちの声援も多くて楽しく走れますね。

この給水所のように地域の皆さんにも積極的に協力してもらって、楽しく運営できています。参加者のみなさんにも、景色や地域の特産品を堪能してもらいたいですね」。

 

昨日、今日といいお天気で、本当に楽しい大会になりましたね。

あったかい、しし汁が心に染みました。成山地区の皆様本当にありがとうございました。

 

と、ついのんびりしてしまうロングライドの旅。先はまだまだ長い。先を急ぎましょう。

海の見えるところまでやってきました。みなさん快走中。自然にこぼれる笑み!

高知の毛利さんでしょうか? ポージングありがとうございます!

坂を上ったところにきれいな菜の花畑がありました。春!

 

ミドルの皆さんが見当たらなくなってきたので先を急ぎます。

今回初めて開設した以布利センター給水所に行ってみましょう。

漁港に解説された以布利センター給水所到着~。

手前の大きな建物で何やら覗き込んでます。

何が見えるのでしょうか?

 

窓に反射してうまく撮れなかったのですが、なんとここの正式名称は、大阪海洋館海洋生物研究所以布利センター。

中には、大きなジンベイザメがのうのうと泳いでいらっしゃるのです。

今日は特別に窓から見学させてもらうことができました。

愛媛県からいらしたみなさん。左は一昨年お会いした兼重さん。

「海も山もきれいで、のどかで晴れててよかったです。楽しんでま~す。一昨年の雨の四万十も楽しかったですよ。これから激坂があるので、食べて食べてパワー注入中です!」。

 

ちなみに兼重さん、一昨年の取材時にはメロンパンをバクバク食べてました。

元気よく食べる人はいいですね。見ているだけで幸せになります。

兼重さんみなさん、ご健闘をお祈りします!

ちなみに以布利給水所では、自慢の産品・姫かつおスティックが振舞われていました。

須崎の宮崎さんと、高知の橋本さん。

「幼馴染と出場しています。エイドのおもてなしが魅力的ですね。他の人の自転車を見るのも面白いです。服装も参考になります。

ここまでちょっとオーバーペース気味で景色を見る余裕がなかったのですが、これから先は海やし、景色を楽しんで走りたいです」。

高知市の松村さん、川渕さん、土居さん。

「姫かつおスティックうまいです。今日は職場の先輩、後輩で出ています。三原ののぼりがきつかったですね。天気が良くてよかったです。景色と食べ物を楽しんで完走目指します」。

 

この後、コースは足摺ミドルとショートの二手に分かれます。

「ショートコースは直進で~す。ミドルコースは左折で~す」。

ミドルコースはここからしばらく細い道に入るので、安全面を考慮して数人が集まるまで待って出発してもらいます。

 

ミドルコースの足摺岬も気になりますが、追っかけるとショートの方を撮れなくなりますので、追っかけレポーターはショートコースを回らせてもらいます。

ちゅうことで2番目のエイドステーション、道の駅めじかの里土佐清水到着!

いらっしゃ~い、お疲れ様~。

こちらでは、おにぎり2個! とつみれ汁…。

おでん! も振舞われていました。爆食いされる選手もちらほら。

サイクルセーバーの四万十市・小松さんと山崎さん。

小松さん「今年は晴れてよかったね~。飯もうまい!エイドの料理も充実してきたね~。ここのおでんもうまかったけど、三原のしし汁がうまかった!」。

さあ、おなかは超満腹。距離は残り約50km強!元気よく行ってみよう~。

足摺海底館前をスイ~。

スイ~。

少し行くと私設応援団の方がいらっしゃいました

垂れ幕は「頑張って!」

 

ここは昨年、ビールの看板と大漁旗を持った漁師のお父さんが派手に応援を繰り広げられていたポイント。そのことを含めて聞いてみるとなんとこの方、昨年の大漁旗のお父さんの御子息であられることが分かりました。

「いや~オヤジさっきまでいたんですけどね~。飯食いに帰りました」。

とのこと。オヤジの居ぬ間は俺に任せろとばかりの、和やかなご声援ありがとうございます~。

「ファイトファイト、頑張ってね」。暖かい声援を送ります。

「あと、50kmだからね。頑張ってね」。

包容力のある声援を送ります。

 

お兄さんありがとうございました。さてさて、土佐清水市といえば海!

ここからしばらくは眺めのいい海沿いの道が続きます。

香川の英さんを先頭に快走中!

香川の小川さんを先頭に疾走中!

朝お話を聞いた徳島の松家さん道上さんも飛ばしてきました。

香南市の松木さんを先頭に楽しくライド!

つづいて坂登り。頂上付近で待ち構えて撮影。みなさん苦しくも楽しそう~。

愛媛の藤田さんナイススマイル!

はいはいお疲れ様~。

須崎の江西さん親子。お父さん苦悶の表情。娘さんは余裕の笑み。

四万十市の曽我さん、えっちらおっちら登ってきました。

香美市の増本さん「余裕っす!」

坂を下ったところには、するめ屋さんが。買い物してるし…。

するめ屋のおかあさんも、絶好のロケーションからエールを贈ります!

ほんでもって最後のエイドステーション道の駅ふれあいパーク・大月到着!

大月力豚のすき焼き丼、鯛汁、デザートの強力定食!

高知市の和田さん(左)とお友達の皆さん。

「コースがきれいですね。ミドルは坂が多かった。スカイラインがきつかったね。海沿いを走るほうが気持ちはえいね。パワー使い果たしてエイドに到着しました。今年のエイドメニューはボリュームがあるね。飯も楽しんでます!」。

須崎市の大崎さん、氏原さん。

「OTTERサイクリング倶楽部に所属してます。

しんじょう君も須崎市長も入ってるんですよ。連休には四万十に来てよく走っているけど、ここに来る手前の迂回コース、あんな坂があるとは思わなかったね。まあ上り坂もあれば、下り坂もあるもんやし、楽しく走ってます」。

 

さてさて、今年も足摺コースは撮影ポイントがたくさんでずいぶん遅くなってしまいました。先を急ぎます。

宿毛名物だるま夕日の撮影ポイントからパシャリ。

宿毛市松田川沿いの堤防。宿毛市の中心地まで帰ってきました。

愛媛の山根さんを先頭に、ナイスミドルな皆様。

朝一でお話を聞いた岡野さんもナイススマイル。

 

昨日てんやわんやだった千葉の河嵜さんもいい感じです。

はるか彼方から手を振りながらやってきた徳島の吉永さん。

プリティースマイルありがとうございます!

四万十市の渡会さん西岡さん、ゴールはもうちょっとです。

さあ、宿毛市総合運動公園のフィニッシュラインまであと少し、もう続々と出場者がフィニッシュしているはずです。

ギュイーンと一飛び行ってみましょう。

I LOVE ☆ SAMEURA チームLAKEの皆さん、今フィニッシュ!

愛媛の平田さん万歳フィニッシュ!

愛媛からご参加の相原さんご夫婦。

「面白かったです。感動して涙が出そうになってます。夫と一緒に走ったのも初めてで、100km超えも初めて。

そろそろ人生の折り返し地点かな~なんて考えて、これからいろんなことが起きるでしょうが頑張っていきたいな~なんてしみじみ考えながら走りました」。

「コースアドバイザーの清家さんと同級生で、誘われて去年の秋から始めたばかりです。3時間20分で帰ってきたからまあまあやないですか。

天気も良かったしエイドも良かったし、なにより沿道の皆さんの応援が励みになりました」。と語ってくれたのは、なんと沖本年男前宿毛市長!

お疲れ様でした!

須崎市の江西さん親子。

「大月の坂がきつかったね。歩きました。辛かったけど、全体的に景色もよくて楽しめました。食事はおいしかったね~。

楽しかったので自転車も続けられそうです。また娘と一緒に走りたいです」。

チームMOKKUの皆さん、完走おめでとうございます!

「愛媛から来ました。海沿いを走るのが気持ちよかったです。いつも瀬戸内海しか見てないので、水平線が見えるのが感動的でした!」。

四万十町の園山さんVサインを決めたままフィニッシュ!

香南市の佐々木さん、南国市の小川さん、なんかちょっとラブラブゴール!!

「昨日はかつおバーガー食べてる写真撮ってもらってありがとうございます!今日は彼女と一緒に完走できてよかったです!! また来年もきます!」。

いろいろご常連の高知市藤戸さんも笑顔でフィニッシュ!

え~っと、すごい人数でフィニッシュ!

愛媛の矢野さん、ガッツでやりきりました!

サイクルライフナビゲーターの絹代さんも元気いっぱいフィニッシュ!

絹代さん

「海ももちろんきれいでしたが、菜の花が咲いていて春が感じられるコースでした。アップダウンはちょっときつかったかな。エイドステーションではいろいろなグルメが楽しめました。

どんどんブラッシュアップして、県外の方に高知のいいところを楽しんで行ってもらえるといいですね。今年もありがとうございました!」。

香川の中村さんご夫婦。

智子さん「…坂がきつかったです。今年の大会は楽しくて苦しかった…。達成感? …2~3日後にやってくるかもしれません…。

今年は酔っぱらいのおじさんとかいなかったけど、変わらず声援には励まされました。車の中から行き違いに応援してくれるところなんか他にはないですよ。遠くの畑の向こうから声援もらったり、毎年ありがとうございます!」。

 

年克さん「雨と風できつかった一昨年よりも辛かったですね。

雨は言い訳になるけど坂は言い訳できないし…。また頑張ります。ありがとうございました!」。

昨日もたくさんお話を聞かせてもらった大分の佐久間さん。

「もう最高! ちょっとウルウルしています。

ミドルコースは、大好きなヒルクライムとアップダウンが多くて、攻めて登ったから自信に繋がりました。好きな人にはたまらないコースですね。

エイドではおもてなしの心を味わいました。すべてのエイドで、みなさんが変に手馴れ過ぎてなくて、1杯1杯心を込めて作ってくれているような感じがして、心があったかいな~と感動しました。

完走できたのも皆さんのおかげです。ただ距離が長いだけでなく、おもてなし料理や景色のこともアピールしていかないと、もったいないですよ。

2日間ありがとうございました!」。

本日も抜群の笑顔の北村さんと国松さん。

「楽しいコースでした。足摺の海岸沿いの細い道はマニアックで良かったですね~。

今日は中村で宿泊して明日ゆっくり帰ります。軽く一杯やって、今夜もおいしいお酒と肴を堪能させてもらいますよ!また来年もよろしくお願いします!」。

第5回大会ポスター・モデルの大月町地域おこし協力隊員・永井みさえさん。

「全部は走れなかったけど、結構ついていきましたよ。坂道も登る時はしんどいけど、下りは最高に気持ち良かったです。

人生と同じですね。景色もよく、春のにおいが感じられるいいコースでした。本職である絵本の創作活動にいかしていきたいです。ありがとうございました!」。

いかがでしたでしょうか?

早春の高知西南地域を駆け抜ける四万十・足摺無限大チャレンジライドの2日間。

今年は絶好の好天に恵まれて、海・山・川に訪れた春の景色を満喫できた方も多かったのではないでしょうか?

初日はバイクを始めたばかりの方には少々手ごわいロングライド、2日目の新コースではアップダウンがきついかったという方もいらっしゃいましたね。

ロング、ミドル、ショートと、それぞれの得意不得意でご参加いただけるように、コースに特徴を打ち出せていけるといいなと思いました。

 

ご常連の方もどんどん増えてきた本大会。

エイドのメニューも含めて、これからもどんどんブラッシュアップしていきたいと思いますので、今後共末永くご贔屓に!

また来年、お会いしましょう!

2日目のラストフィニッシャーはこのお2人。愛媛の坂本さん、清水さん。

「何とか時間内に完走できました。最後のエイドで時間がなくって、すき焼き丼が食べられなくって…。それだけが心残りです…」。

おしまい。