0151 インターンシップを実施しました!

相愛では新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら、インターン生の受け入れを随時行っています。
今回は、12月6日~7日の2日間、自然環境調査課の水資源調査部門においてインターンシップを実施いたしました。

 

体験していただいた業務は下記の通りです。
現場作業)地下水位観測・電気伝導度測定・採水
室内作業)現場作業で取得したデータのグラフ化

 

まずは地下水位観測。
この業務では、自記水位計という地下水位を一定間隔で記録している機器からデータを抜き出す作業と、この機器が正常に作動しているか等の保守点検作業を体験してもらいました。

次は電気伝導度測定。
電気伝導度計で地下水の電気伝導度を1mピッチで測定します。

電気伝導度測定で使用した機器のコードを巻くインターン生。

約30mのコードを巻く作業は意外に難しいです。

次に採水作業。
井戸の中の水を採取する作業を体験してもらいました。

地下水の水温は季節変化が小さく、冬場に触ると温かく感じます。

最後に室内で、地下水位観測および電気伝導度測定で取得したデータをグラフ化してもらいました。

 

インターン生の感想です。

「水位測定では約30箇所の水位をほとんど丸一日かけて測定してまわり、初めは苦戦した道具の扱いにも慣れることができました。電気伝導度測定では30mのコード付き電気伝導度計を井戸へ入れたり出したりするような力を使う仕事は大変でした。また、採水器の扱い方も教わり、実際に水に触れて地下水と川の水の温度差を体験しました。地下水の方が川の水よりも温かく、地熱の効果を知ることができました。
室内では、自分で実際に取ってきたデータをもとに水位変動のグラフを教えてもらいながら作成しました。データを打ちこんでいるときは、なぜこのような調査を行うのか分かっていなかったのですが、値の変動の理由等を分かるように説明してくださったので調査の重要さを理解できました。
初めてのインターンシップで少し緊張しましたが、多くのことを学べたと思います。魚類の知識が豊富な社員の方も多く、外来種のことなどお話しできて楽しかったです。2日間ありがとうございました。」

 

今回は以上です。これからも、様々な経験を積んで頑張ってください。