0165 事故発生時対応訓練を実施しました
弊社では毎年、安全衛生大会を実施しておりますが、今回は実際に現場で事故が発生した時の対応について訓練を実施しました。
訓練内容は、受注者班、発注者班、警察・消防班・現場班と役割を立て、携帯電話が通じない山間部でのボーリング中に作業員がボーリングマシンに腕が巻き込まれ、骨折をした事故を想定し、ロールプレイング方式で実施しました。
現場から速やかに救急車の要請、管理技術者への報告、管理技術者は発注者に第一報の報告、第二報・・・・再発防止対策の策定と続くシミュレーションです。
訓練を開始して、まず救急車を要請するために現場から携帯電話の通じる場所まで出て、正確に現在地を説明することに手間取ってしまいました。
管理技術者は現場の状況を把握し、発注者に報告するのですが、電波の通じない作業現場での事故把握に限界を感じました。
今回の訓練により、事故対応の重要性と実施内容が理解できましたが、体制や設備等に課題が多く見つかりました。
事故は予防措置を取り、発生させないことが最も重要ですが、いざ発生した時の初動が人命、事業の存続に大きく関わってきますので、訓練で顕在化した課題の対策と万が一に備え、今後も訓練を継続していきたいと思います。